FORTシステムは、ウイルス感染したデバイスを管理対象ネットワークから速やかに隔離し、被害拡散を抑止します。
そのため、ウイルスの二次感染、データ改ざん、情報漏洩などのリスク回避につながります。
それにより、IT担当者は社内に侵入したウィルスの駆除や隔離、感染したPCの対応に専念できます。

導入目的

• ウィルスの早期検出と隔離
• IT担当者の通常運用時やウィルス感染時の工数削減

特徴

FORTシステムはFORTとMcAfeeやFortiGateの組み合わせで、構成されています。
予算に応じた柔軟な導入が可能です。また、既存ネットワークへの影響の心配も不要です。
IT管理者の負担軽減に繋がる様々な機能が搭載されています。

既存ネットワークへの影響なく導入可能

FORTはマルチベンダー対応です。ネットワーク環境に依存せずに導入可能です。
また、直接ネットワークに設置しない為、既存機器への設定変更も不要です。
既存通信への影響もありません。（SNMP関係のみ必要）

低コストでの導入も可能

予算に応じた様々なプランをご用意しております。比較的安価なUTMでも対応可能です。
高価格帯のUTMを導入することなく、ウィルス対策を行うことが可能です。

IT管理者の負担軽減

今まで物理的に行っていたウィルス感染時の対応が、遠隔で操作可能です。
ノード管理機能によって、機器一覧、ポート一覧や資産管理表の作成から解放されます。
ノード一覧自動作成機能により、運用業務の自動化も進みます。
（製品グレードにより手動のみの場合もあります）

機能

Node Collector

ネットワーク機器からArp/Mac情報を収集し、どのノードがどのスイッチのどのポートに接続してあるか管理する機能です。監視対象のノード管理やノード収集（自動・手動）が行えます。また、機器ごとにポートリストを表示・出力する機能があります。

ウィルス検知ツール

• McAfee社 Host Intrusion Prevention(HIP)+ ePolicy Orchestrator(ePO)
• McAfee社 Network Security Platform(NSP) シリーズ
• Fortinet社 FortiGateシリーズ

などを使用し、どのノードがウィルスに感染し、ネットワーク上で攻撃を行っているかを検知します。
予算に応じて組み合わせをお選びいただけます。

FORT　NodeBlocker

ePO、NSP、FortiGateのアラート情報から、攻撃しているノードを特定します。
そして、Node Collectorの情報を元に、ウィルス感染ノードを物理的にネットワークから隔離します。
また、通常運用時のアラートメールの設定も行えます。

導入例

製造業の生産ライン

主に製造業の工場にて導入実績があります。

①製造業の工場A

　スイッチ約180台、端末4000台

②製造業の工場B

　スイッチ約60台、端末1000台

③製造業の工場C

　スイッチ約280台、端末5000台

構成概要(ネットワーク型)

構成概要(エンドポイント型)

ラインナップ

大きく分けて下記3タイプをご提供しております。
（予算やご要望によって、構成は異なります）

FORT＋McAfee社 Host Intrusion Prevention(HIP)+ ePolicy Orchestrator(ePO)プラン

ノード管理を自動化してほしい方向けのハイグレードタイプ。

FORT＋McAfee社 Network Security Platform(NSP) シリーズ

ノード管理を自動化してほしい方向け。

FORT＋Fortinet社 FortiGateシリーズ

とにかく低コストでウィルス対策をしたい方向け。
ノード管理は手動のみ。