リモートPCアレイは、1Uの筐体に複数の物理PCカートリッジを搭載し、仮想デスクトップに必要な、CPU、メモリ、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、マネジメントソフトウェアをオールインワンにて提供する、ハイパーコンバージドソリューションです。
物理PCにリモート接続を前提にした設計で、ハイパーバイザーが不要です。それにより、インフラ部分のコストならびに、 設計・構築期間も劇的に短縮できます。そして仮想デスクトップシステム全体のコストを大きく削減することが可能となり、 従来の仮想デスクトップの課題の多くを解決します。また、システムの拡張も1U単位で容易に行えます。
| 初期導入コストを大幅削減 | 設計構築期間の短縮 | |
| ハイパーバイザーが不要なため、一般的なVDIの導入コストと比較して、1ユーザーあたりの導入コストを約50%削減できます。※1 | ハイパーバイザーが不要、かつパフォーマンスサイジングも不要なため、一般的なVDIの設計構築期間と比較して約70%短縮できます。※2 | |
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| 容易な拡張 | パフォーマンス障害の低減 | |
| ダウンタイムなしで、ユーザー数に応じて、 シャーシを追加するだけで容易に拡張が可能です。 (1シャーシ単位) |
1ユーザーにつき1PCカートリッジを物理アクセスで割り当てるため、他ユーザーの負荷干渉はありません。ハイパーバイザーの利用もないため、パフォーマンス障害の原因の多くを排除できます。 |
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保守運用コストの削減 | |
| 一般的なVDIと比較して圧倒的に稼働コンポーネントが少ないため、保守運用コストが削減されます。 |
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リモートPCアレイを管理するためのツールです。 筐体に直接KVM(Keyboard video mouse)を取り付けて管理するLocal ACMと、ネットワーク越しに外部から複数を管理するRemote ACMがあります。GUI又はCLI(ssh)が利用可能です。 |
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| 筐体情報:Firmware、ファン状態、電源状態、温度 Firmwareアップデート ACM管理IP設定(DHCP/固定IP) シャーシの障害通知 メール通知 SNMPTrap ユーザーアカウント管理(ACM用ユーザー) |
電源ON/OFF OS操作 ※OSにAgentのInstallが必要です。 シャットダウン、再起動 ホスト名変更、ADに参加 IP/Gateway設定 |
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| スイッチ設定 | ||||
リモートPCアレイは仮想デスクトップとしての利用以外に、RPA(Robotics Process Automation)としての利用も始まっています。 そのRPAユーザーのニーズに応えたのがデスクトップPCサイズにPCカートリッジ5台を集約した、「リモートPCアレイ50 (RPA50)」 ※1です。 状態監視やアップデート等を可能にする管理ソフトウェアを標準で搭載し、RPAの容易な運用を実現いたします。

クライアント型のRPA実行環境としての利用に適した、5台のPCカートリッジ構成
国内で主要なクライアント型 RPA (WinActor, UiPathなど)動作確認済み※2
RPAを同一スペックのPC上に集約、管理ソフトウェアにより、一元管理が可能
※1:Atrust社とアセンテック社の共同開発、Atrust社製品です。
※2:同一仕様のPCカートリッジにて確認済です。
「リモートPCアレイ100 (RPA100)」 ※1は、1Uの筐体に20台の物理PCカートリッジを搭載。 仮想デスクトップ基盤に必要な、CPU、メモリー、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、 マネジメントソフトウェアをオールインワンにて提供するソリューションです。

※1:Atrust社とアセンテック社の共同開発、Atrust社製品です。
「リモートPCアレイ200 (RPA200)」※1は、リモートPCアレイ100 (RPA100)(1UあたりPC20台)と同サイズの1U筐体にPC30台を高密度実装、省電力化することにより、1ラックで約1,000ユーザー規模の高いPC集約率を実現し、大規模システムに対応可能です。

従来品「リモートPCアレイ100 (RPA100)」(1ラックユニットあたりPCカートリッジ20台)と同サイズの筐体に、PC カートリッジ30台を高密度実装、省電力化することにより、1ラックで約1,000ユーザーのPC集約率を実現し、大規模システムに対応可能です。
リモートPCアレイは、一般的な仮想デスクトップの導入コストと比較して、高価で複雑な仮想環境とそれに付随する構築費用が削減できるため、1ユーザーあたりの導入コストを大幅に削減可能です。
リモートPCアレイを活用することで、高度で複雑な仮想化設計・構築作業を削減できるため、システム導入期間を大幅に短縮できます。
※1:Atrust社とアセンテック社の共同開発、Atrust社製品です。
※2:アセンテック社試算値です。