次世代ファイアウォールである「SonicWALL」は、不正侵入防御/アンチウイルス/アンチスパイウェア/アプリケーション可視化といった機能をひとつに集約したUTM製品です。
独自のライセンス体系を備えます。冗長化構成時における、ライセンス費用は1台分のみです。ファイアウォール/VPN機能をベースに、各種セキュリティ機能を追加(オプション)しても低価格を実現します。
特許技術である「RFDPI」の搭載により、パケットを再構築せず、スキャン(検査)が可能となり、パフォーマンスを損なう事なく、あらゆる脅威に対して、リアルタイムにスキャン/削除ができます。マルチコアCPUを搭載したモデルでは、並列スキャンが可能となり、スループットの向上が期待できます。
冗長化構成でご利用いただく場合、2台目は1台目からライセンス情報を引き継ぎます(ライセンス同期)。このため、本来であれば2台目に必要となるライセンス費用が掛かりません。これにより、他社製品で冗長化構成をご利用いただくよりも、ライセンス費用を安価に抑える事が可能です。
ネットワークトラフィックを流れるアプリケーションを可視化する事が可能です。これにより、業務に関係のないアプリケーションの利用を可視化したり、制御が可能です。
アプリケーションコントロールには、リアルタイムにネットワークトラフィックを流れるアプリケーションのアクティビティをグラフ化する機能が備わっています。これにより、ネットワーク管理者はアプリケーションに対して細やかなコントロールを実現する事が可能です。事前定義されたカテゴリ(ゲーム/ソーシャルメディア等)、個々のアプリケーション等、制御するポリシーを簡単に作成できます。
既知及び今までに見たことのないウイルス/スパイウェア/ワーム等、悪意のある攻撃からネットワークを安全に保ちます。RTDMIを使用したネットワークサンドボックス化により、高度な攻撃に対してリアルタイムの保護を可能とします。
企業や教育機関等のインターネットの利用は、あらゆるリスクと背中合わせです。特に注目されるのが、不適切/有害なWebサイトへアクセスしてしまう危険性です。特に教育機関においては、学生が有害なコンテンツへアクセスしないように保護する必要があります。また、企業に関しては、業務と関係のないWebサイトへのネットサーフィンにより、生産性を低下させる事にも繋がりかねません。
コンテンツフィルタリングサービスは、企業や教育機関等に最適なスケラビリティを備え、不適切/有害なWebサイトへのアクセスを制限する事で、利用者をあらゆる危険から保護します。
ファイアウォール(UTM)として、一通りの機能を備え、日本語のWebGUI、更に比較的分かりやすいメニュー体型となっており、とっつきやすいです。
機能とコストのバランスが良く、基本的な構成であればコストメリットを高く感じます。